湖西地域働き・暮らし応援センターの善積です。
現在、湖西総合在宅サービスセンターほろんの各事業でBCPを作成しておりますが、いくつか質問が挙がり、皆様の事業所ではどのように作成されているか教えていただきたいです。
・発災後、安否確認のため利用者に電話連絡する際、最低限確認する内容として、本人の状況(ケガの有無、どこにいるのか?)、周囲の状況(どんな状況か?誰かいるのか?)の他に確認が必要なことはあるでしょうか?
・通所事業所の皆様、通所者が自宅へ帰れないことを想定して、食料等備蓄品を確保することは考えておられますか?考えている場合、どれくらいの量を(わーくる夢では基本支援者の送り等で帰宅いただくことを想定しており備蓄品の確保は考えていません)
上記2点について教えていただける事業所様、よろしくお願いします。
コンパス・白井です。 安否確認について、コンパスでは最も重視すべき対応作業だと考えています。 現在作成中のBCPの中では以下のような記載をしています。 緊急対応フェーズ(発生から24時間)
(1)大規模災害対応体制の確認:マニュアルをもとに、役割分担。
〇全体管理(所長もしくは主任)
〇情報収集担当(機関運営チーム)
〇利用者連絡担当(相談支援チーム)
(2)情報収集:震度・災害発生状況の確認
*NHK防災ニュース(地震情報)で詳細確認
(大規模災害の場合、即時停電の可能性があり、スマホによる情報入手が有効)
🔲機関運営チーム
利用者連絡リスト(ファイル名:災害時緊急連絡対象者)の準備
電源・PC使用不能の場合、書類及び携帯電話を活用する。
🔲相談支援チーム
電話掛け(電話回線が生きている場合)
❶安否確認*怪我等、身体面の確認が優先
❷被害状況の確認*自宅(居宅)の被害確認
・インフラ(電気・水道等)の確認
・安全に住める状態かを確認
❸避難の可否確認
*避難所の場所確認と自力避難の可否の確認
❹人的支援の要・不要
*家族や周辺住民の手助けの有無の確認
上記❶~❹の項目で「問題あり」の場合の支援方法の判断
❶関係機関(消防や自衛隊・警察等の災害時緊急支援体制下)への連絡
❷コンパスからの直接支援 ご参考まで。